○数馬 聡1, 永野 伸卓2, 巽 博臣1, 黒田 浩光1, 相坂 和貴子1, 赤塚 正幸1, 後藤 祐也1, 田中 聡一1, 鈴木 信太郎1, 升田 好樹1 (1.札幌医科大学医学部 集中治療医学, 2.札幌医科大学医学部 循環器・腎臓・代謝内分泌内科学講座)
Session information
シンポジウム
【シンポジウム 5】
COVID-19パンデミックにおける心臓血管術後管理
Sun. Sep 18, 2022 4:00 PM - 6:00 PM 第2会場 (6階 会議室C/D)
座長:松田 直之 (名古屋大学大学院医学系研究科 救急・集中治療医学分野), 畠山 登 (高岡整志会病院 麻酔科)
【座長のことば】2020年1月より本邦に上陸した新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染症COVID-19は、本邦でも2022年4月4日の時点で第6波として約670万名の罹患、うち約28,287名の死亡が確認された。未だ世界においてもSARS-CoV-2のパンデミックは収束せず、世界保健機関(WHO)の疫学統計では2022年4月4日の時点で約489,779,062名が罹患、約6,152,095名が死亡と報告されている(https://covid19.who.int)。このような背景において、SARS-CoV-2はα株、β株、δ株などからさまざまな遺伝子変異をきたし、この病態学的特徴と管理形式も変化してきた。そして、今後もこのような感染症パンデミックは、SARS-CoV-2以外のウイルスなどにおいても生じる可能性が懸念されている。以上を踏まえて、本シンポジウムではSARS-CoV-2パンデミックにおける心臓血管手術のマネージメント、術後集中治療、そして集中治療室の運営の変化について4施設から報告してもらい、感染症パンデミックにおいても能力を維持することのできる心臓血管術後管理体制、およびそのための備えを考えることを目標とする。SARS-CoV-2パンデミックが通常の診療システムに与えた影響を解析し、心臓血管術後管理体制を維持するための方策を共有することを目的とする。
○坂口 了太 (大阪大学医学部附属病院 集中治療部)
○塩塚 潤二, 吉永 晃一, 宮澤 恵果, 高橋 京助, 飯塚 悠祐, 大塚 祐史, 讃井 將満 (自治医科大学附属さいたま医療センター 麻酔科・集中治療部)
○加古 英介 (名古屋市立大学大学院医学研究科 麻酔科学・集中医学分野)