第56回日本発生生物学会大会

セッション情報

Workshops

Workshop 02:細胞不均一性と可塑性で理解する成体ロバストネス

2023年7月22日(土) 14:00 〜 16:00 Room B (2F 萩)

Chairperson:Yuichiro Nakajima(Univ. of Tokyo)

近年のシングルセル解析や細胞系譜解析から、生体の臓器や組織を構成する細胞の多様性や不均一性が明らかになってきている。発生を経て形成された成体においても、加齢や損傷、栄養変化、温度といった様々な環境変化に対する応答の解析から、組織幹細胞の不均一性や、摂動に特徴的な細胞応答の存在が示唆され始めている。また、成体の全身に多能性幹細胞を備えるプラナリアや刺胞動物、さらには分化全能性や高い可塑性を備える植物においても、環境変化に特徴的な細胞の振る舞いやその分子機構の理解が進んでいる。本ワークショップでは、成体をロバストに構成・維持する細胞の不均一性や可塑性、その制御メカニズムについて研究している、国内外の動物および植物の研究者に最新の研究成果を紹介いただき、聴衆と広く議論したい。

Introduction (14:00 〜 14:03)

15:11 〜 15:28

[WS02-5] Revealing cambium stem cell behaviour during secondary growth in Arabidopsis thaliana

シロイヌナズナの二次成長における形成層幹細胞の振る舞い

Jiao Zhao1, Hui Cao2, Keiko Sugimoto3, Thomas Greb1, *Dongbo Shi1,2,3 (1. Centre for Organismal Studies, Heidelberg University, Germany, 2. Institute for Biochemistry and Biology, University of Potsdam, Germany, 3. RIKEN Center for Sustainable Resource Science, Japan)

Discussion with speakers & closing remarks (15:45 〜 16:00)

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