第41回日本認知症学会学術集会/第37回日本老年精神医学会[合同開催]

セッション情報

ランチョンセミナー

[LS7] ランチョンセミナー7
ライフイベントや社会環境を踏まえた多発性硬化症へのアプローチ

2022年11月26日(土) 12:10 〜 13:00 第2会場 (7階 ホールB7(1))

座長:野村 恭一(東松山市立市民病院/埼玉医科大学名誉教授/埼玉医科大学総合医療センター脳神経内科)

共催:バイオジェン・ジャパン株式会社

 近年,多発性硬化症(MS)は治療選択肢が増加しており,患者さんの様々なニーズに対応する治療が可能となってきている.MSの初発から再発寛解期の治療は長期予後を左右する重要な時期である.この時期に患者個々のライフイベントや社会環境を考慮し,Shared decision makingを行い最適な治療選択を行っていく必要がある.本講演では,患者個々のライフイベントや社会環境を考慮したMS再発予防薬の選択について,特に,MSの予後不良因子を多数持つ方,妊娠可能な年齢の女性MS患者さん,就労をはじめとする社会環境を考慮した治療選択などを自験例を踏まえながら紹介する.

清水 優子 (東京女子医科大学医療安全科・脳神経内科)