○清水 聰一郎 (東京医科大学高齢総合医学分野)
セッション情報
モーニングセミナー
[MS1] モーニングセミナー1
DMTを見据えた脳核医学検査の役割
2022年11月26日(土) 08:00 〜 08:50 第1会場 (4階 ホールC )
座長:小野 賢二郎(金沢大学大学院医薬保健学総合研究科脳神経内科学)
共催:日本脳神経核医学研究会/日本核医学会/日本メジフィジックス株式会社
近年,アルツハイマー型認知症を取り巻く環境は刻々と変化しており,特に2021年の米国での疾患修飾薬承認は未だ議論の余地があるが大きな話題となった.
認知症診療,特に鑑別診断において問診や診察が重要であることは周知の事実であるが,種々の補助検査が役に立ち,神経学的検査,画像検査などが利用されている.
脳画像検査は,CT,MRIのみならず脳血流SPECTやドパミントランスポータシンチグラフィも日常診療で広く利用されている.
本邦では疾患修飾薬およびアミロイドPETが保険償還されていない状況ではあるが,今後の保険償還を見据えて脳SPECT等の核医学検査をどのように認知症診療で利用していくかをお伝えしたい.
本講演がご参加の先生方の診療の一助になれば幸いである.