The 58th Japan Society of Gynecologic and Obstetric Endscopy and Minimally Invasive Therapy

Session information

ワークショップ

主演題(一般口演以外)

ワークショップ9
若手術者による動画セッション~辛辣な批評に耐えうるか?~

Sat. Aug 4, 2018 2:00 PM - 3:20 PM 島根県民会館 第1会場 (2F 大ホール)

座長:平池 修(東京大学女性診療科・産科), コメンテーター:金尾 祐之(がん研究会有明病院婦人科), 市川 雅男(日本医科大学産婦人科)

 腹腔鏡手術におけるポート配置や術者の立ち位置は、術者および施設によって異なる。多くはダイヤモンド型ポート配置で、術者は患者の左側に立つことが主流であるが、パラレル型ポート配置で右側に立つ施設もある。特にTLHにおいては、使用する器具や手術手順は施設ごとにさまざまである。尿管の同定にはさまざまなアプローチ法があるが、一旦出血をきたすと視野が悪くなるため、若手修練医が再現性をもって同定していくことは難しい。また、腟管切開時に子宮後壁の処理が不十分であると、前後の腟壁断端が非対称となり、縫合に難渋する場合がある。腟断端縫合においては、立ち位置やポート配置の工夫によって操作性が異なる。本ワークショップでは、卒後10年目前後の修練医4名がTLH動画を提示し、3名の指導医が改善点を指摘・講評することにより、技術の向上に繋がる知見を得たい。

太田 幸秀(おおた ゆきひで)
2010年 横浜市立大学医学部卒業
2012年 横浜市立大学附属病院
2013年 国立横浜医療センター
2015年 横浜市立大学市民総合医療センター
2016年 横浜市立大学附属病院 助教

井平  圭(いひら けい)
2007年 北海道大学医学部卒業
2007年 帯広厚生病院
2011年 函館中央病院
2012年 北海道大学附属病院
2017年 北海道大学大学院修了

東  幸弘(あずま ゆきひろ)
2008年 鳥取大学医学部卒業
2010年 松江市立病院
2011年 鳥取大学附属病院
2016年 鳥取大学大学院修了
2016年 鳥取県立中央病院
2017年 鳥取大学附属病院 助教

今井  宗(いまい たかし)
2009年 昭和大学医学部卒業
2011年 信州大学入局
2012年 長野市民病院
2013年 北信総合病院
2015年 南長野医療センター篠ノ井総合病院
2018年 富山県立中央病院