一般社団法人日本家政学会第76回大会

シンポジウム


 第76回大会のシンポジウムは,「伝統とテクノロジーで発展する家政学」をテーマに掲げ,25日(土)午後に実施します。
 先人たちから受け継がれ,身近でかかわりの深い伝統により,私たちは暮らしを積み上げてきました。Society 5.0 に向かう今,AIやIoTの進展により,日々の生活も大きく変わっています。家政学は,これまでの伝統と新たなテクノロジーをどのように融合させることで,より良い暮らしの構築に貢献し,未来を創っていくことができるのでしょうか。
 第一部の基調講演においては,モノづくりのさかんな中部発祥で世界的な企業に発展してきた歴史と未来への思いについてお話をいただきます。 
 第二部では、衣食住の領域からの具体例をご紹介いただきます。本シンポジウムによって,伝統を重んじつつ時代の最先端をいく家政学の未来を皆様とともに考えていきたいと思います。
 是非ご参加ください。
 
シンポジウム 5月25日(土)15:00~17:00
テーマ: 伝統とテクノロジーで発展する家政学
第1部 基調講演
テーマ:発明を通じて人々を笑顔に~未来へ受け継ぐトヨタグループの原点~
講 師:トヨタ産業技術記念館館長/学芸員 大洞 和彦 氏
 
第2部 パネルディスカッション
テーマ:伝統とテクノロジーで発展する家政学
 ①「食」領域から
  パネリスト:名城大学農学部教授 加藤 雅士 氏
 ②「衣」領域から
  パネリスト:沖縄科学技術大学院大学核酸化学・工学ユニット
      サイエンス・テクノロジーアソシエイト 野村 陽子 氏
 ③「住」領域から
  パネリスト:摂南大学理工学部教授 宮本 征一 氏
 
コーディネーター;金沢大学融合研究域融合科学系教授 尾島 恭子 氏