Fri. Mar 1, 2019 5:15 PM - 6:45 PM 第3会場 (国立京都国際会館1F アネックスホール１)

総合座長:織田 成人(千葉大学大学院医学研究院救急集中治療医学)
第1部座長:織田 成人(千葉大学大学院医学研究院救急集中治療医学)
第2部座長:松田 直之(名古屋大学大学院医学系研究科救急・集中治療医学分野), 小谷 穣治(神戸大学大学院医学研究科外科系講座災害・救急医学分野)

共催:ファイザー株式会社

　肺炎は現在、我が国では85歳以上において死因の第3位であり、超高齢社会の到来に伴い増加の一途をたどっている中、診療にはさらなる工夫が求められている。
　今回の「MIICS」では『ICUにおける肺炎』をテーマに肺炎の診断・治療戦略について講演・ディスカッションをしていく。　
　ICUで治療を必要とする重症肺炎は、患者の基礎疾患、起因微生物の病原性や治療抵抗性により数々の病態を引き起こし、時に致死的な状態になる。そのため、迅速な診断、適切な抗菌化学療法等の感染症管理とともに循環・呼吸管理や鎮痛・鎮静・せん妄管理など多角的な管理が重要な臨床課題となる。
　今回で8回目を迎えた「MIICS」は、肺炎における感染症や鎮静管理に関して、最新の知識の提供や臨床でのノウハウを専門の先生方から直接ご講演頂き、その後クイズの出題と解説で重症肺炎の診断・治療・管理に関してさらに理解を深めていく。
　目の前の重症患者を最先端の知識や技術を駆使して一人でも多く救命し、社会復帰をサポートするため、本セミナーでの知識を明日からの診療に役立ててもらいたい。