第46回日本集中治療医学会学術集会

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特別企画

[SP5] 特別企画5
医療を支えるデザインと映像 “昭和、平成と駆け抜けた各界のレジェンドたちが体験を通して次世代へ伝える”

Sat. Mar 2, 2019 3:50 PM - 5:20 PM 第1会場 (国立京都国際会館1F メインホール)

座長:今中 秀光(宝塚市立病院ICU), 重光 秀信(東京医科歯科大学生体集中管理学)

《医療を支えるデザインと映像》
“昭和、平成と駆け抜けた
各界のレジェンドたちが体験を通して次世代へ伝える“

●病室にアミューズメント?  快適環境プロジェクト 
【 EMC Effective Medical Creation 奈良医大の試み 】
井上聡己(奈良県立医科大学集中治療部 病院教授)

●医療現場における笑顔を作る薬剤?
【 色彩とデザインの力 】
武澤恵理子(一般社団法人総合デザイナー協会理事、同医療委員会委員長 )

●医師から映画監督の世界へ
【 映画ヒポクラテスたち 】は今?
大森一樹(京都府立医科大学卒業、映画監督、大阪芸術大学映像学科学科長)

●ファッションからライフスタイル、アートまで
【 変幻自在のデザイン思考 】
コシノヒロコ(ファッションデザイナー、神戸ファッション美術館名誉館長)

この度の学会のテーマは【次世代のために】

 昭和、平成と続いた時代が幕を閉じるにふさわしいシンポジュウムとなる様に50代60代70代80代の経験を重ねた感性豊かなメンバーからのメッセージをお届けいたします 【デザインと映像で医療をささえる?】『Effective Medical Creation?E.M.C.?』『病室にアミューズメント?』『医療と映像?』『医療と色彩?デザイン?』
意味わからん!とお思いの方々 医療の世界を専門的な視点からだけではなく、ハートフルな視点でお考えいただけたらと思います。

まずは映像の世界ではテクニカルな3Dを駆使した画像展開も医療現場においては多々登場してまいりましたが、医療の世界を題材にした映像 特に[映画]の世界では その世界観の中に 人々の心の展開を様々な形で表現し問題を投げかけています。 時には納得し、考えさせられ、希望を見つけ 助けられ 時には怒りが込み上げてくる事も誰しもが経験ある事ではないでしょうか。 それは薬剤投与や医療処置と同じ役目を担い効果をもたらしています。[映画]によるユニークな視点から医療現場における 学問、技術、教育、そして人間力をどのように高めていくかをも探索していきたいと思います。

一方では、同じ医療現場において、色彩とデザインをベースとしたE.M.C. Effective Medical Creationの存在をお伝え致します。

Science (エビデンスや生理学) とArt (医療倫理や環境デザインの最適化など) が患者のケアーに極めて密接に関わっていることを長年にわたり経験した医師と同じ経験を持つデザイナーとの米国での共同研究によってE.M.C Effective Medical Creation は確立されました。

あらゆる角度から最大限に, そして効果的にマネジメントするチーム医療や、多職種回診、ユニフォームデザイン、視認デザインなどから始まり, 【五感 (視覚, 聴覚, 触覚, 味覚, 嗅覚)と想感(知恵と思いやり)】、を連動し現場に働きかけることにより, 患者・家族・医療従事者の気付きと経験を構築したICUの快適空間作り,E.M.C、Art of Medicineを検証していきます。 Creative and Critical Thinkingの実験空間として病室を非日常的なアミューズメント感覚に変貌させ検証していきました。 生命維持装置等の高度な診療機器や薬物的介入などの治療だけではなく, 音,光、香, 衣, 笑, 安, 眠, 季, 色、心、などICU環境に関わるあらゆる要素を取り入れながら, 【五感と想感】を最大限に用いた患者ケアーを現場に還元させました。さらに Art of Medicineの一貫として患者ケアーの鍵となるコミュニケーション能力の改善や多職種連携やスタッフ達のストレス解消そして個々の能力を最大限に発揮できる環境作りを、次世代の為に 大森一樹監督、コシノヒロコデザイナー、井上聡己教授、武澤恵理子E.M.C.プロデューサーと共に考えたいと思います。

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