第46回日本集中治療医学会学術集会

講演情報

委員会報告

[CR3] 委員会報告3
(集中治療早期リハビリテーション委員会) 集中治療室におけるリハビリテーションの現状調査報告と今後の課題

2019年3月2日(土) 11:25 〜 12:05 第8会場 (国立京都国際会館2F Room B-1)

座長:尾﨑 孝平(神戸百年記念病院 麻酔集中治療部)

[CR3-1] 集中治療期リハビリテーションの現状~2018年度アンケート調査から

小幡 賢吾1,2, 安藤 守秀2, 飯田 有輝2, 宇都宮 明美2, 尾崎 孝平2, 笠井 史人2, 神津 玲2, 小松 由佳2, 高橋 哲也2, 西田 修2, 山下 康次2 (1.岡山赤十字病院 リハビリテーション科, 2.日本集中治療医学会 集中治療早期リハビリテーション委員会)

集中治療早期リハビリテーション委員会(前早期リハビリテーション検討委員会)ではエキスパートコンセンサス作成にあたり、当時のリハビリテーション状況を確認する目的で2015年にアンケート調査を行っている。その結果を参考に2017年3月に『集中治療における早期リハビリテーション~根拠の基づくエキスパートコンセンサス~』の公表、発刊に至った。また2018年4月には診療報酬改定により『早期離床・リハビリテーション加算』が認められ、前回のアンケート調査以降、集中治療域でのリハビリテーションの状況は大きく変化していることが考えられる。
これらの背景や次回のエキスパートコンセンサス改定を考慮し、当委員会では2018年10月から現在の集中治療域リハビリテーションの状況や施設基準の取得などを調査する目的で再度アンケート調査を行っている。
今回はアンケート調査結果から、国内における現在の集中治療期リハビリテーションの状況などを報告する。