[O116-5] 新病棟におけるチーム医療の役割-食道癌患者を対象としたチーム医療 -
食道の手術は、頸部から食道胃接合部までの食道に発生する癌である。男女比は、約6:1で男性に多く、年齢も60-70歳台に好発しており、年々増加傾向にある。術後合併症の中には、肺合併症16.2%、縫合不全7.4%、循環不全5.8%,乳び胸3.6%,創感染3.0%と言われている(Jemal et al.,2011)。術後合併症を防ぐには、水分管理・疼痛管理・早期離床など3点の管理が重要となる。
【背景】当院は、平成30年から2病院が合併し新病院となり、HCUが創設された。スタッフのキャリアも様々であり、連携の強化が必要と考えた。そこで、術後合併症を最小限にするためにも多職種の連携と強化が必要であり、それぞれの専門分野を発揮することで早期離床や精神的援助などにも繋がり、患者の回復の手助けになると考えた。
【目的】多職種医療チームの協働のあり方を明らかにする
【方法】1.対象:食道癌の手術を行った3名。2.期間:平成30年2月13日から平成30年8月31日3.データ収集方法:看護師、医師、理学療法士、臨床工学技士、WOC看護師、NSTチーム、ASTチームによる経時記録、入院時背景情報、フローシート、カンファレンス記録より抽出する。3.分析:文献を参考にし、看護介入および調整、看護計画、リハビリ計画、呼吸離脱計画の時期などの妥当性を深め、多職種の連携とタイミングがなぜ効率的に働き目標まで到達出来たかを分析する。
【結論】術前からのかかわりの重要性も考え、共有カンファレンスを開催し計画を立案した。病棟間の調整やカンファレンスの調整を管理者が行い、多職種の調整とカンファレンスを急性・重症患者看護専門看護師が行った。受け持ち及び受け持ちではない看護師も工夫や提案ができ、カンファレンスを通じてHUCの治療及び看護ケアの統一ができ、新病院と1月から新設となったHCUの中においての多職種連携ができたが、3名の食道癌患者の経過や介入をまとめるにあたり、課題も明確になったためにここに報告する。
【背景】当院は、平成30年から2病院が合併し新病院となり、HCUが創設された。スタッフのキャリアも様々であり、連携の強化が必要と考えた。そこで、術後合併症を最小限にするためにも多職種の連携と強化が必要であり、それぞれの専門分野を発揮することで早期離床や精神的援助などにも繋がり、患者の回復の手助けになると考えた。
【目的】多職種医療チームの協働のあり方を明らかにする
【方法】1.対象:食道癌の手術を行った3名。2.期間:平成30年2月13日から平成30年8月31日3.データ収集方法:看護師、医師、理学療法士、臨床工学技士、WOC看護師、NSTチーム、ASTチームによる経時記録、入院時背景情報、フローシート、カンファレンス記録より抽出する。3.分析:文献を参考にし、看護介入および調整、看護計画、リハビリ計画、呼吸離脱計画の時期などの妥当性を深め、多職種の連携とタイミングがなぜ効率的に働き目標まで到達出来たかを分析する。
【結論】術前からのかかわりの重要性も考え、共有カンファレンスを開催し計画を立案した。病棟間の調整やカンファレンスの調整を管理者が行い、多職種の調整とカンファレンスを急性・重症患者看護専門看護師が行った。受け持ち及び受け持ちではない看護師も工夫や提案ができ、カンファレンスを通じてHUCの治療及び看護ケアの統一ができ、新病院と1月から新設となったHCUの中においての多職種連携ができたが、3名の食道癌患者の経過や介入をまとめるにあたり、課題も明確になったためにここに報告する。