[P63-6] 当院における呼吸ケアサポートチーム(RST)の活動について
【目的・方法】多職種連携医療が重視されるようになり、人工呼吸管理の安全性を高めることを目的として呼吸ケアサポートチームの活動を2012年11月より開始し、院内の人工呼吸器装着全症例(装着後48時間以上、1ヶ月を超えない症例)を対象として、ラウンドと症例検討会、さらに勉強会・技術講習会を行っている。【結果】2017年12月までにのべ902件(352例)のラウンドを行った。月平均ラウンド数は 14.5 ± 5.2 件であった。診療科内訳としては、呼吸器内科(II 型呼吸不全等)、外科(術後低栄養・廃用等)、脳神経外科(抜管困難例等)、循環器内科(慢性心不全等)であった。加算対象外であっても離脱困難例に対してはラウンドを行っている。助言の内容は、原疾患や呼吸器設定(医師)、アラームや生体情報モニターの設定、気管チューブ管理、鎮静・体位、その他医療安全管理(看護師)、呼吸器・加温加湿器の安全管理や呼吸器の換気動作(臨床工学技士)、呼吸リハビリテーション(理学療法士)、口腔ケア(歯科医師)等である。【結語】活動も7年目となり、院内でも徐々に評価されつつある。