[SY11] シンポジウム11
（社会保険対策委員会企画） 集中治療に関わる医療制度を考える

[SY11-3] 平成30年度 特定集中治療室管理料1/2算定施設調査報告

土井 松幸 (浜松医科大学 医学部附属病院 集中治療部)

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我が国のICUで，医療保険制度上最も高い評価を受けている特定集中治療室管理料算定施設の機能について，社会保険対策委員会は関心を持って調査を継続している。制度発足の2014年10月では46施設であったが2017年には156施設となり，2018年9月には178施設まで増加した。178施設中，本学会専門医研修認定施設は145施設，非認定施設は33施設である。これらの施設に対して医師，看護師，臨床工学技士の配置数，ICU担当医の診療への関与の程度など構造的指標や，患者数，ICU内死亡，退院時死亡，APACHE IIなどの重症度指標に基づく予測死亡率など機能的指標の調査を実施した。昨年度に引き続き，本年度も回答率100%を目標にデータを収集している。シンポジウムにて調査結果を報告する予定である。