The 41st Annual Meeting of the Japanese Society of Intensive Care Medicine

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Pro-Con 12 a-EEGは成人集中治療においても必須である

Thu. Feb 27, 2014 4:30 PM - 5:00 PM Room 5 (ICC Kyoto 1F Room E)

座長:三宅康史(昭和大学医学部 救急医学)

新生児ICUにおけるaEEGの使用はすでに常識となった感がある。ただ集中治療領域における成人への応用となると、症例数、解析のための知識、必要な機器・機材など十分とはいえない。しかし集中治療を要する蘇生後脳症、重症脳血管障害症、その他の原因による脳機能不全例では、脳機能の現状と変化、抗痙攣薬の必要性と効果をreal-timeに把握する必要がある。その目的の達成のためとはいえ頻回のCT室への移動やベッドサイドでの検査は容易でなく、多くの症例で鎮静・鎮痛薬が持続投与され深昏睡状態にある。aEEGにより、正常、異常(spike、burst-supression、flat、low-voltage他)の変化を継時的に測定し、遅延なく解析・対処することが、現状のCT、MRIなどの画像診断、単発の脳波測定、ABRやSEPなどの脳幹反応など現状の管理に加え、有益か否か、その理由はなにかを、コストパフォーマンスも含め、2人の演者の方にディベートしていただきます。