The 41st Annual Meeting of the Japanese Society of Intensive Care Medicine

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症例検討“ドクターI(Intensivist)” 5 終末期医療

Fri. Feb 28, 2014 2:00 PM - 2:40 PM Room 5 (ICC Kyoto 1F Room E)

座長:石川雅巳(呉共済病院 麻酔・救急集中治療科)

2007年の日本救急学会「救急医療における終末期医療に関する提言(ガイドライン)」や2012年の小児科学会「重篤な疾患を持つ子どもの医療をめぐる話し合いのガイドライン」で、終末期と判断すれば適切な方法で延命処置の差し控えや中止が具体的な選択肢となりうることが明示された。日本集中治療医学会は、救急医学会と共同で終末期医療ガイドラインを作成中で、同様のことが示される。ガイドラインが整備され治療の差し控えや中止のあり方が明確になりつつあるが、治療現場ではさまざまな要因で倫理的な問題として扱われる。本症例検討は、救急・集中治療の現場で遭遇するDNAR、人工呼吸や人工透析などの治療の差し控えや中止のあり方など終末期医療に関する倫理的な検討を、TV番組「ドクターG」の形式で行う。集中治療認定施設の若手医師と看護師が壇上の出演者となり、それぞれの倫理的考え方や治療方針などを述べ、会場の参加者と共に考えたい。