萩原純 (日本医科大学 高度救命救急センター)
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医師部門 » 症例検討“ドクターI(Intensivist)”
症例検討“ドクターI(Intensivist)”9 重症外傷
2014年2月28日(金) 16:40 〜 17:20 第5会場 (国立京都国際会館 1F Room E)
座長:宮庄浩司(福山市立市民病院 救命救急センター)
外傷特に多発外傷はその初期治療から一歩間違えると患者を死亡させる。初期治療から始まり、緊急処置、術後管理と他科との連携と多くの課題を一つ一つを解決していく必要がある。今回の症例は実際に当院に搬送され救命した症例である。【症例】42歳男性、1000ccバイクで走行中,時速60km/時で乗用車に激突し受傷。ヘルメットは着用とファースト コール。セカンド コールでは血圧67/59、心拍数、105/分。意識はJCSの1ケタ。約10分で到着とのこと。病院到着時、バックボードにて全脊柱固定。奇異性呼吸、左右の前胸部に皮下気腫あり。この症例にまず何から行うか?主治医として決断すべき処置は多くその手順や理由、人工呼吸管理 循環管理の考え方など、外傷治療には正解というよりも間違っていない処置を選択すべきであると考えられるが、最終的には救命するまでを回答者とより良い治療を模索していきたい。
切詰和孝 (香川大学医学部附属病院 救命救急センター)
寺坂勇亮 (健和会大手町病院 救急科・外科)
望月勝徳 (長野市民病院 救急科)