第41回日本集中治療医学会学術集会

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ワークショップ 2 呼吸管理における臨床工学技士のアセスメント

2014年2月28日(金) 15:00 〜 17:00 第6会場 (国立京都国際会館 2F Room B-1)

座長:今中秀光(徳島大学病院 ER・災害医療診療部)、野口裕幸(東京工科大学医療保健学部 臨床工学科)

近年の人工呼吸器は、グラフィックディスプレイが標準搭載され、複数の波形を経時的に表示し、また呼吸管理により得られる測定値をリアルタイムで表示することができ、ここ10年で画期的にインテリジェント化が進んだ。それに伴い患者情報は飛躍的に増加した。さらに一部の機種では、得られたデータを元に自動的にパラメータを制御するクローズドループ化も用いられるようになった。便利になると享受するのがヒトの常であるが、人工呼吸器が表示する情報はとても貴重な患者情報である。それをいつ、誰が、どのようにモニタしアセスメントするのか、治療に生かしていくのか、今後のICU管理において重要なポイントとなると考える。そこで、このワークショップでは、臨床工学技士がICUにおける呼吸管理において、どのようなアセスメントが行えるか、また他職種に何を求められているか、更には多職種間でどのように情報共有ができるかについて考えてみたいと思う。