第41回日本集中治療医学会学術集会

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シンポジウム 1 早期リハビリテーションの効果をどのように評価するか

2014年2月27日(木) 15:20 〜 17:20 第7会場 (国立京都国際会館 2F Room B-2)

座長:石川朗(神戸大学大学院保健学研究科 地域保健学領域)、岸川典明(愛知医科大学病院 リハビリテーション部)

近年、クリティカルケアにおいて、ABCDEバンドルが注目されている。ABCDEバンドルとは、患者を一日に一度覚醒(Awakening)させ、自発呼吸(Breathing)を維持し、適切な鎮静薬を調整・選択し(Coordination、Choice)、せん妄のモニタリング(Deliriummonitoring/management)を行い、早期リハビリテーション(Early mobility and Exercise)を実施するもので、重症患者のICU管理を前提としている。
この中で、本シンポジウムのテーマである早期リハビリテーションは、本邦において導入されてから30年前後経過している。しかし、その効果については十分に検討されていない。その理由は、評価法が確立されていないことが一因である。本シンポジウムでは、これらの評価法について検討したい。