第42回日本集中治療医学会学術集会

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ワークショップ 1 早期離床を安全に実現するために・・・成功へのヒント~いつでも・どこでも・誰にでも可能な早期リハ~

2015年2月9日(月) 09:00 〜 10:30 第12会場 (ホテル グランパシフィック LE DAIBA 29F 銀河)

座長:齊藤正和(榊原記念病院理学療法科), 中根正樹(山形大学医学部附属病院高度集中治療センター)

【全体抄録】「チーム間の信頼関係」が、集中治療における早期離床には必要不可欠である。 看護業務の主は、患者の安全・安楽・自立を目指した目的意識的な行為であり、PDCAサイクルを通して日々看護ケアを実践している。業務の一部として早期離床を安全に実施するためには、看護師の能力を高める“縦の教育”だけでは成り立たず、自施設のシステム(環境、人員、職種)の特徴を把握することも重要である。またチームの一員として、多職種を理解し広い視点でマネージメントするための“横の教育”も必要である。離床は、特定の職種のみならず、多職種が共有する業務である。 お互いを知ることで得られる強い信頼関係こそが“早期離床”の後押しとなり、「患者を含めた能動的チーム」による、安全な早期離床が実践できると考える。安全な早期離床に向けた当院における活動と臨床の実際を紹介し、今後の課題について看護師の立場から考察する。