ワークショップ 1 早期離床を安全に実現するために・・・成功へのヒント~いつでも・どこでも・誰にでも可能な早期リハ~
2015年2月9日(月) 09:00 〜 10:30 第12会場 (ホテル グランパシフィック LE DAIBA 29F 銀河)
座長:齊藤正和(榊原記念病院理学療法科), 中根正樹(山形大学医学部附属病院高度集中治療センター)
【全体抄録】「チーム間の信頼関係」が、集中治療における早期離床には必要不可欠である。 看護業務の主は、患者の安全・安楽・自立を目指した目的意識的な行為であり、PDCAサイクルを通して日々看護ケアを実践している。業務の一部として早期離床を安全に実施するためには、看護師の能力を高める“縦の教育”だけでは成り立たず、自施設のシステム(環境、人員、職種)の特徴を把握することも重要である。またチームの一員として、多職種を理解し広い視点でマネージメントするための“横の教育”も必要である。離床は、特定の職種のみならず、多職種が共有する業務である。 お互いを知ることで得られる強い信頼関係こそが“早期離床”の後押しとなり、「患者を含めた能動的チーム」による、安全な早期離床が実践できると考える。安全な早期離床に向けた当院における活動と臨床の実際を紹介し、今後の課題について看護師の立場から考察する。
○西原浩真1, 岩田健太郎1, 影山智広1, 坂本裕規1, 小柳圭一1, 前川利雄1, 瀬尾龍太郎2, 北井豪3, 朱祐珍2 (1.神戸市立医療センター中央市民病院リハビリテーション技術部, 2.神戸市立医療センター中央市民病院麻酔科, 3.神戸市立医療センター中央市民病院循環器内科)
○蓑浦拓 (東京ベイ・浦安市川医療センター看護部ICU/CCU)
○小幡賢吾1,2, 高橋哲也3, 芝直基2, 氏家良人2 (1.岡山赤十字病院リハビリテーション科, 2.岡山大学大学院医歯薬学総合研究科救急医学分野, 3.東京工科大学医療保健学部理学療法学科)
○古賀雄二 (山口大学医学部附属病院)
○児島範明1, 森沢知之1,2, 端野琢哉3 (1.関西電力病院リハビリテーション科, 2.兵庫医療大学リハビリテーション学部理学療法学科, 3.関西電力病院救急集中治療センター)