【一般公開】学会横断テーマ/学会連携企画プログラム
・聴講無料
・事前登録不要
2022年9月13日(火)9:00 〜 12:00
会場:Room18(共通教育棟1階D11番教室102)
閲覧用YouTubeリンク:https://youtu.be/FQ7SZJk24to
学会横断テーマ『少子高齢化社会を支える革新技術の提案』
~機械工学分野における少子高齢化社会の課題解決にむけた活動推進~
(企画 理事会(経営企画委員会)、医工学テクノロジー推進会議)
[開催趣旨]
本特別企画では、少子高齢化社会の課題解決にむけた機械工学分野の研究開発活動を推進する観点から,この分野における学会連携・産学連携,学術活動で得られた財産としてのデータの活用,社会実装を目指した機械工学研究の推進について議論することを企画致しました。これを通じてどのような機械工学分野の活動を推進していくべきなのかを考察したいと考えています。
総合司会 佐久間一郎(東京大学)
[プログラム]
(1) 司会挨拶 佐久間 一郎 (東京大学)
(2) 医工連携による少子高齢化社会を支える医療技術の発展:機械工学の寄与
谷下 一夫 (日本医工ものづくりコモンズ)
(3) 子どもと高齢者を守るデジタルヒューマン技術
持丸 正明 (産業技術総合研究所)
(4) 医療機器・ヘルスケアのイノベーションの現状と課題、将来への展望
妙中 義之 (国立循環器病研究センター)
(5) 福祉機器研究における機械工学の役割
井上 剛伸 (国立障害者リハビリテーションセンター)
(6) 総合討論 計算力学部門 高野 直樹(慶應義塾大学)
バイオエンジニアリング部門 工藤 奨(九州大学)
医工学テクノロジー推進会議 白樫 了(東京大学)
2022年9月12日(月) 10:00 〜 12:00
会場:黒田講堂
閲覧用YouTubeリンク:https://youtu.be/EpKE9Xtr-6M
学会横断テーマ『持続可能社会の実現に向けた技術開発と社会実装』
-カーボンニュートラル社会におけるグリーン電力のポテンシャル-
[開催趣旨]
パリ協定を踏まえ、我が国は「温室効果ガス排出を2050までに実質ゼロを目指す」と謳った。難しい課題であるが、視点を変えるならばエネルギー自給のほか、資金の自国内循環による経済活性化にもつながる可能性がある。今回は前回に続く2回目のフォーラムであり、2050年のカーボンニュートラル社会を実現する上で特に中心となる電力部門にフォカスを当て、グリーンエネルギーのポテンシャルについて講演をいただく。条件により様々に選択肢が変化するテーマであるが、ゴールを見据えた将来社会像から逆算して論じるならば、選択肢は概ね見えてくるものと期待される。機械学会会員のチャレンジ意欲に対する刺激となる企画としたい。
[プログラム]
(1) カーボンニュートラル社会に向けたグリーン・エネルギーの活用 -セクター・カップリングの観点から 田中 いずみ (デンマーク大使館)
(2) 2050年におけるカーボンニュートラルのシナリオ分析 尾羽 秀晃 (日本エネルギー経済研究所)
(3) グリーン電力を主体とする地域エネルギーシステムのデザイン 中田 俊彦 (東北大学)
(4) 総合討論
2022年9月12日(月) 13:00 〜 17:00
会場:黒田講堂
閲覧用YouTubeリンク:https://youtu.be/0auEkz9hx_s
学会横断テーマ『機械・インフラの保守・保全、信頼性強化』
~機械・インフラの保守・保全、信頼性強化 ~ 部門連携・学会連携への期待 ~
(土木学会・日本非破壊検査協会 協賛)
[開催趣旨]
このワークショップでは、我が国が直面している喫緊課題の一つである「機械・インフラの保守・保全・健全性強化」に対して、機械学会の強みを最大限活かし、機械学会だからできること、機械学会にしかできないことを意識した取組みについて検討する。ここでは、当該課題の克服へのアプローチとして、学会内での部門連携による取り組みについて議論を深めるとともに、他学会連携についても検討する。機械学会の8部門ならびに土木学会から講演者を招き、それぞれの分野の特徴を踏まえた連携活動の在り方について話題を提供いただき、総合討論を展開する。これらを通じて、当該課題克服に向けた部門連携や学会連携の具体的方策について考える。
[プログラム]
機械・インフラの保守・保全、信頼性強化に関して連携が期待される項目について8部門からと土木学会からの話題提供
参考資料:関連部門のシーズとニーズ(エクセル形式)
司会:冨澤 泰(東芝)
・挨拶 テーマリーダー 井原郁夫(長岡技術科学大学)
・材料力学部門のシーズとニーズ 堤 一也(三菱重工業)
・ 機械材料・材料加工関連技術・研究のシーズとニーズ 宮下 幸雄(長岡技術科学大学)
・ エネルギーインフラにおける安定供給のための取り組み 動力エネルギーシステム部門 浅野 等(神戸大学)
・ 機械力学・計測制御部門の取り組み,ニーズ,シーズ 井上 剛志(名古屋大学)
・ インフラ点検・維持管理に関するロボティクス・メカトロニクス部門の取り組み 大野 和則(東北大学)
・ IIP部門における「機械・インフラの保守・保全、信頼性強化」への取り組み 谷 弘詞(関西大学)
・生産システム部門のシーズとニーズ 樋野 励(名古屋大学)
・設備の安全・衛生設計およびリスクアセスメントとオペレータの安全管理 産業・化学機械と安全部門 新井 裕之(科学警察研究所)
・土木学会と日本建築学会の連携活動と土木学会内のメンテナンスに係わる連携について 土木学会 中村 光(名古屋大学)
・ パネルディスカッション「部門連携・学会連携への期待」/ モデレータ 井上 裕嗣(東京工業大学)
2022年9月13日(火) 09:00 〜 12:00
会場:黒田講堂
閲覧用YouTubeリンク:https://youtu.be/r9hRK1eWVU4
学会横断テーマ『未来を担う技術人材の育成』
~DX時代に求められる機械技術者像~
[開催趣旨]
Society5.0、IoT、デジタル・ツイン、デジタル・トランスフォーメーション(DX)など、現代はデジタル技術を活用した情報化社会となっており、今後、この動向はさらに勢いを増すことが予想されている。
このような時代背景の中、機械技術者はどのような能力・スキルを身に付け、どのように活躍の場を求めて行くべきなのだろうか。
本ワークショップでは、4人の講師により、それぞれの立場や経験に基づき、これからの情報化社会における機械技術者のあるべき姿をご講演いただき、聴講者を交えて総合討論・情報交換することを目的としている。
司会:山本誠(東京理科大学)
[プログラム]
(1)「我が国の大学における技術者教育の経緯と課題」 小澤 守(関西大学)
我が国に大学制度が導入され,西欧的な技術者教育が始められて以来,幾多の変遷を経て,現在の工学教育体制に至っている。DXの展開の如何に関わらず,機械工学はものつくりの基本であり続けるはずであるが,我が国の工学教育の過去から将来を展望して,人材育成の課題についての私見を述べたい。
(2)「これからのエンジニアに求められる専門職としてのコンピテンシー」 岸本 喜久雄(日本工学会)
国際エンジニアリング連合は,エンジニアリングの教育と実践における質保証と国際的同等性の確保,流動性の向上を目的として設立された国際組織である。その中核的文書である「修了生としての知識・能力と専門職としてのコンピテンシー」が幅広いステークホルダーの知見を取り入れる形で改訂され,2021年6月21日に承認・発効された。本改訂内容を紹介し,そこから見えてくるDX時代に求められる機械技術者像について述べる。
(3)「東京理科大学におけるデジタルツイン人材の育成に向けた試み」 松尾 裕一(東京理科大学)
東京理科大学では,2020年4月より社会連携講座として葛飾キャンパス情報工学科内にHEXAGON/TUSデジタルツインラボラトリを立ち上げ,ものづくりデジタルツインに関する研究,普及,人材育成に関する取組みを行っている。本講演では,行ってきた活動内容や我々の考えるデジタルツイン人材やDX人材について紹介する。
(4)「DX時代の今こそ見直そう、機械屋の価値」 有坂 寿洋(日立アカデミー)
近年のDXや社会課題解決の流れを受けて,機械技術者は自身の専門性や担当製品への集中だけでなく,幅広い知識と他分野との境界領域への挑戦が必要となっている.とりわけDXの根幹をなす、CPS(Cyber-Physical System)における機械系技術の役割を考えていくと,デジタル技術と密接につながった社会に必要な機械屋の希望と覚悟が見えてくる。新しい時代における機械技術者の人材育成について考える。
(5)総合討論
2022年9月12日(月) 13:00 〜 16:00
会場:Room18(共通教育棟1階D11番教室102)
閲覧用YouTubeリンク:https://youtu.be/huoy4L5CRu8
『機械と情報通信の融合によるCPS(Cyber-Physical System)の展開』
[ 理事会,電子情報通信学会企画]
[開催趣旨]
Society 5.0の目的は、Cyber空間とPhysical空間を高度に融合させたシステムにより、Physical空間のセンサーからの膨大な情報をCyber空間に集積し、この情報をAIで解析し、その解析結果をPhysical空間にフィードバックすることで、これまでにない新たな価値を提供するもの。
電子情報通信学会と日本機械学会、さらには他学会も含めた連携も視野に、広い領域から研究者・技術者の参画を戴きながら、CPS(Cyber-Physical System)を対象にいろいろな視点から2年程度の期間にシリーズでフォーラム等の行事を企画する。
[プログラム]
(1)各産業をCPSを通じてつなぐSociety5.0社会 谷川 民生(産業技術総合研究所)
(2)Society5.0実現に向けた分野間データ連携基盤の取り組み紹介 石田 明久(日立製作所)
(3)確率的デジタルツイン 下西 英之(大阪大学)
(4)農業分野におけるCPSの活用 中川 潤一(農研機構)
(5)デジタルツイン・クラウドシフトなど生産システムの展望 野中 洋一(日立製作所)
(6)総合討論
2022年9月14日(水) 13:00 〜 17:30
会場:黒田講堂
閲覧用YouTubeリンク:https://youtu.be/cBDOza1xKcM
『大型機械構造物の安全化と構造ヘルスモニタリング』
[ 理事会,クレーン協会 企画 交通・物流部門,材料力学部門,機械力学・計測制御部門,産業・化学機械と安全部門 協力]
[プログラム]
(1)日本機械学会会長挨拶 加藤 千幸 東京大学(東京大学)
(2)日本クレーン協会会長挨拶 森下 信(横浜国立大学)
(3)【基調講演】インフラ構造物の点検・診断手法 川合 忠雄(大阪公立大学)
(4)ドローン自動飛行による港湾クレーン点検技術 吉田 健治((株)三井E&Sマシナリー)
(5)クレーン点検におけるAR活用による技能伝承ツール 坂野 元哉((株)アラキ製作所)
(6)クレーン用ワイヤロープの断線検知装置:安全と効率化へのとりくみ 橋目 佑太(東京製綱(株))
(7)光ファイバ超音波センサによる高温環境下での構造ヘルスモニタリング技術 岡部 洋二(東京大学)
(8)非接触型エレベータ用ワイヤロープセンサの開発 高見 芳夫((株)島津製作所)
(9)"設計,モニタリング及びマネジメントの統合によるシステム安全の実践~クレーン類を例に~" 阿部 雅二朗(長岡技術科学大学)
(10)総合討論