第95回日本医療機器学会大会

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Committee Report Session

[委員会報告セッション]滅菌技士認定委員会・滅菌管理業務検討委員会活動内容の報告

座長:高階 雅紀(大阪大学),深柄 和彦(東京大学)

[委員会報告セッション] 施設の業務レベル評価ツール:標準手順書

下前 恵 (広島大学病院 看護部 SPDセンター滅菌器材管理室)

【方針】
洗浄滅菌部門における業務では,その質の保証に欠かせないと思われる項目を,統一した手順で実施することが望ましいと考えた.一貫した基礎教育のない現状では各施設でのマニュアルや手順書は必須となる.現在できていない施設でも今後検討していくうえでの目安となることをめざした.
【設問の概要と意図】
標準手順書は36項目の項目を評価している.洗浄から保管迄のそれぞれのエリアから必須と考えた業務を選択した.洗浄エリアでは感染防止の視点と洗浄の質に関する各種手順書が必要と考え10項目の設問としている.組立エリアでは器械のメンテナンスを中心として各機器使用時の手順等7項目の設問とした.滅菌エリアでは質の保証に欠かせない日常点検や積載方法等を含めて13項目の設問とした.保管エリアでは借用器械の取扱いを含めた6項目の設問としている.