[PD2-3] VR術者体験をいつでもどこでも
―パンデミック時代に大注目!VR臨床教育最前線―
医療の技術の進化は日々加速し,複雑化している.一方でその習得を求められる医師や看護師は,近年の働き方改革による労働時間の制限から,現場での臨床体験の機会が減少し始めている.救急救命などの緊迫した現場では,医学生や看護学生は患者に近寄ることも難しく,肝心の術野を見て学習することは非常に困難である.また,頻度の少ない希少疾患の治療法においては,その現場に立ち会えることは極めて難しく,臨床教育が十分にできない問題がある.日々進化し複雑化する新しい医療機器の導入においても,十分な導入教育を得られない状態や,または導入教育受講後から長期間が経過し記憶が曖昧な状態で,治療現場に立たされてしまうリスクが課題となっている.
ジョリーグッドが開発する手術室常設VR撮影配信システム「オペクラウドVR」は,術者の視点を高精度な360度VRライブを配信しながら,そのデータの蓄積もおこない,いつでもどこでもヴァーチャル臨床体験をすることができる.執刀医はもちろん,助手,ベテラン看護師,メディカルエンジニアの視点など,治療に関わるスタッフの視野をそれぞれ「本人視点」で体験することが可能だ.
VRゴーグルで術者目線を体験するということは,実際の術者の顔からの距離で手の動きを体験できるということ.またVRは,360度の視野を再現できるため,周りのスタッフや機器の配置,現場のスピード感や緊迫感などもリアルに再現される.
またジョリーグッドの「オペクラウドVR」では,複数のVRゴーグルを一台の講師タブレット端末から一斉操作することが可能なため,医大での講義や学会セミナーでも活用が進んでいる.一斉操作は,インターネットを介して遠隔でも操作可能なため,医師や医学生が自宅にいながらオンライン授業などでも体験することが可能だ.このようなリモート機能により,近年のパンデミックな状況下においても,病院や医大はヴァーチャルな臨床体験を自宅にいる受講者に提供することができる.
VRは近い将来,360度の視野だけでなく細かい手の動きや温度などの触感を伝えるハプティクスグローブや,臭いや湿度まで再現できるデバイスと連動できるようになる.その活用は高速移動通信5Gの普及と合わせて医療教育の効率を上げることはもちろん,災害医療や遠隔医療でも大いに活躍することになるだろう.
ジョリーグッドが開発する手術室常設VR撮影配信システム「オペクラウドVR」は,術者の視点を高精度な360度VRライブを配信しながら,そのデータの蓄積もおこない,いつでもどこでもヴァーチャル臨床体験をすることができる.執刀医はもちろん,助手,ベテラン看護師,メディカルエンジニアの視点など,治療に関わるスタッフの視野をそれぞれ「本人視点」で体験することが可能だ.
VRゴーグルで術者目線を体験するということは,実際の術者の顔からの距離で手の動きを体験できるということ.またVRは,360度の視野を再現できるため,周りのスタッフや機器の配置,現場のスピード感や緊迫感などもリアルに再現される.
またジョリーグッドの「オペクラウドVR」では,複数のVRゴーグルを一台の講師タブレット端末から一斉操作することが可能なため,医大での講義や学会セミナーでも活用が進んでいる.一斉操作は,インターネットを介して遠隔でも操作可能なため,医師や医学生が自宅にいながらオンライン授業などでも体験することが可能だ.このようなリモート機能により,近年のパンデミックな状況下においても,病院や医大はヴァーチャルな臨床体験を自宅にいる受講者に提供することができる.
VRは近い将来,360度の視野だけでなく細かい手の動きや温度などの触感を伝えるハプティクスグローブや,臭いや湿度まで再現できるデバイスと連動できるようになる.その活用は高速移動通信5Gの普及と合わせて医療教育の効率を上げることはもちろん,災害医療や遠隔医療でも大いに活躍することになるだろう.