第96回日本医療機器学会大会

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Symposium

シンポジウム5 医療物流におけるロジスティクス効率

座長:生田 義浩(熊本大学),島田 正司(小西医療器株式会社)

[シンポジウム5] SPDにおけるRFID連携コンベア(静音,組み換え可能)

中島 威伸 (伊東電機㈱営業本部 本社営業部 SE課)

コロナ禍の影響で社会全体が大きく変わっていく中において,物流現場も例外ではない.物流現場では年々深まる人手不足に加えて,フィジカルディスタンスの確保も重要な問題となっており,そこで使用されるマテリアルハンドリング機器(通称:マテハン)は,搬送するだけではなく,集品,仕分け等の機能を合体させた自動化システムとなることで,省人・省力化および作業者のゾーニングをおこなえる設備として益々注目されている.
伊東電機㈱はマテハンにおけるローラコンベヤの基幹駆動源としてローラ内部にモータ,減速機を内蔵した製品“MDR(モータ・ドリブン・ローラー)”のトップメーカである.MDRと制御技術を融合させた“id-PACシステム”は各機能をモジュール化することで,MDRが持つ安全・安心性の特徴に加えてフレキシブルな搬送ラインの構築が可能となった.
RFIDに代表するIoTとid-PACが連携することでできる最新の実例を紹介する.