3:50 PM - 4:00 PM
[112] 当院の遠隔モニタリング業務について 在宅酸素療法(HOT)への臨床工学技士の関わり
【はじめに】
ペースメーカ等の植込み型デバイスをはじめ,遠隔モニタリングシステムは新しい医療手段として利用するケースが増加している.今回,当院で2020年5月より始めた在宅酸素療法(以下HOT)の遠隔モニタリングへの臨床工学技士の関わりについて報告する.
【目的】
HOTで使用されている機器の使用状況の確認と対応,また,機器の保守管理情報について把握する.
【方法】
毎月送られてくる業者からの患者リストと保守管理情報の確認,および,各メーカの WEBサイトより機器の使用状況の確認と対応,サマリーを印刷し電子カルテに登録する.2023年1月現在,対象となる患者数は37名(取扱いメーカ3社),内,遠隔モニタリング使用16名.
【結果】
HOTの遠隔モニタリング業務を臨床工学技士がおこなうことにより,患者の使用状況の確認(適切な時間,流量で使用できているか,また,通信が正しくおこなえているか等)に加え,在宅で使用している機器の保守管理情報を把握することができた.
【まとめ】
今後も在宅医療機器の遠隔モニタリングシステムの活用は進むと考えられ,臨床工学技士が携わることで在宅医療の質と安全性の向上に貢献できると考える.
ペースメーカ等の植込み型デバイスをはじめ,遠隔モニタリングシステムは新しい医療手段として利用するケースが増加している.今回,当院で2020年5月より始めた在宅酸素療法(以下HOT)の遠隔モニタリングへの臨床工学技士の関わりについて報告する.
【目的】
HOTで使用されている機器の使用状況の確認と対応,また,機器の保守管理情報について把握する.
【方法】
毎月送られてくる業者からの患者リストと保守管理情報の確認,および,各メーカの WEBサイトより機器の使用状況の確認と対応,サマリーを印刷し電子カルテに登録する.2023年1月現在,対象となる患者数は37名(取扱いメーカ3社),内,遠隔モニタリング使用16名.
【結果】
HOTの遠隔モニタリング業務を臨床工学技士がおこなうことにより,患者の使用状況の確認(適切な時間,流量で使用できているか,また,通信が正しくおこなえているか等)に加え,在宅で使用している機器の保守管理情報を把握することができた.
【まとめ】
今後も在宅医療機器の遠隔モニタリングシステムの活用は進むと考えられ,臨床工学技士が携わることで在宅医療の質と安全性の向上に貢献できると考える.