2:00 PM - 2:30 PM
[教育講演2] 研究入門 A:研究の進め方
医療機器にかかわることで、まだ知られていないこと、分からないこと、調べられていないことは数多く存在する。それらはすべて研究の対象となるはずのものであり、未知であることが明らかにされたならば、学会や論文を通して知ってもらう価値のあるもの、ひいては広く知らしめるべきものとなってくる。それらは我々の業務の改善につながることも少なくない。そのために明らかにしたい新しい事柄を筋道立てて示していくことが研究である。
研究の入り口は日々の業務の中に抱く疑問にある。疑問を感じたら、まず仮説を立ててみる。そして、その仮説を論理的に調べて証明していくことが研究となる。仮説を明確にすること、つまり調べたいことをはっきりとさせることが一番のポイントである。的を絞ってシンプルな仮説を立てると取り掛かりやすい。また、その仮説は普遍的で、再現性がある方法で証明がなされなくてはならない。そのためには研究の方法が重要となってくる。不安定性、バイアス、偶然などを可能な限り排除しなければ普遍性や再現性を得ることはできない。
日々の疑問から仮説を立てて検証をおこなうという研究の進め方について、中材業務に関する事柄を例に挙げながら概説する。
研究の入り口は日々の業務の中に抱く疑問にある。疑問を感じたら、まず仮説を立ててみる。そして、その仮説を論理的に調べて証明していくことが研究となる。仮説を明確にすること、つまり調べたいことをはっきりとさせることが一番のポイントである。的を絞ってシンプルな仮説を立てると取り掛かりやすい。また、その仮説は普遍的で、再現性がある方法で証明がなされなくてはならない。そのためには研究の方法が重要となってくる。不安定性、バイアス、偶然などを可能な限り排除しなければ普遍性や再現性を得ることはできない。
日々の疑問から仮説を立てて検証をおこなうという研究の進め方について、中材業務に関する事柄を例に挙げながら概説する。