4:15 PM - 4:30 PM
[シンポジウム2] 手術室看護師の立場から
当院も働き方改革に伴い、タスクシフト・シェアを導入する形でこれまで看護師がおこなっていた業務を多職種へ委託している。手術室看護師は手術器械の展開時・術中・手術終了後に器械の破損や変形や動作不良はないかなど、一連のプロセスの中で注意深くおこなっている。しかし時として危険な場面に遭遇することもある。ささいなことが取り返しのつかない重大な医療事故に繋がる。ヒヤリハットの背景としてヒューマンエラーであることが多く、伝達ミスや経験不足、思い込みなどから重大な医療事故につながる。このような事故を防ぐためにチームSTTEPSというプログラムの手法を用いるなど、情報共有のための工夫やツールの導入などが今後の課題である。お互いに他職種(相手)を理解尊重し協働していきたい。