張 明栄 (量子科学技術研究開発機構 放射線医学総合研究所 先進核医学基盤研究部)
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[核医学]
日本核医学会プログラム » 核医学会シンポジウム
核医学会シンポジウム8
イメージング剤の開発戦略 ~疾患や標的に応じた精密な分子設計~
2020年11月14日(土) 08:30 〜 10:30 第7会場 (神戸国際展示場1号館 2階 展示室B)
座長:淵上 剛志(長崎大学大学院 医歯薬学総合研究科)、上田 真史(岡山大学大学院医歯薬学総合研究科(薬学系) 生体機能分析学分野)
各疾患や標的に対するイメージング剤の開発に必要な、特異的な分子の設計について、低分子、中分子、高分子の長所短所を挙げて議論する。脳を標的としたイメージング剤は低分子が主流であるが、最近scFvなどを標的としたものなども報告されている。また、中分子や高分子は今後低分子と比べて期待されるのか? 癌のイメージングでは、例えば膵臓癌などの間質が豊富で薬剤が届きにくい組織にはどのような薬剤開発戦略が必要か? 感染症でウイルスや細菌を特異的にin vivoイメージングするにはどのような分子を作るべきか? 臨床において核医学診断を行う意義などを最新の国内外の知見も踏まえて議論したい。
向井 英史1,2 (1. 理化学研究所 生命機能科学研究センター 分子送達・イメージング技術研究チーム、2. 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 医薬品情報学分野)
天滿 敬 (大阪薬科大学 薬学部 生体分析学研究室)
淵上 剛志 (長崎大学大学院 医歯薬学総合研究科 衛生化学研究室)