第60回日本核医学会学術総会/第40回日本核医学技術学会総会学術大会

セッション一覧

合同企画プログラム » 合同シンポジウム

[合同]

合同シンポジウム1
人工知能(AI)と核医学~プロコン形式~

2020年11月12日(木) 09:15 〜 11:45 第6会場 (神戸国際展示場1号館 2階 展示室A)

座長:平田 健司(北海道大学大学院医学研究院 画像診断学教室)、福永 智久(福岡県済生会二日市病院 放射線部)

※聴衆でスマートフォンをお持ちの方は投票していただけます。(抄録アプリ内に設定はございません)
AIは医用画像の読影診断に大きな力を発揮するが、トレーニングデータに大きく依存するほか画質にも依存し、結論に至る過程が見えないといった問題がある。また、核医学診断はそもそもAIで病名を付けることではないという議論もあり、CTやMRIに比べるとAIによる読影はあまり試みられていない。一方、核医学では画像再構成における雑音低減など画像の生成にもAIの利用が試みられている。そこで、これらの分野に経験のあるかたに、それぞれ賛成、反対の立場から講演していただき聴衆がスマホで投票する、プロコン形式のシンポジウムを企画した。

[合同]

合同シンポジウム2
SUVの定量性と臨床利用~SPECTとPETにて~

2020年11月13日(金) 08:30 〜 10:30 第6会場 (神戸国際展示場1号館 2階 展示室A)

座長:寺内 隆司(がん研有明病院 核医学部)、松友 紀和(杏林大学保健学部 診療放射線技術学科)

核医学画像におけるSUV(standardized uptake value)の定量値は、腫瘍への放射能集積の簡易指標として診断と治療効果の評価に役立つが、機器と撮像法や計算法の影響を受けるほか、患者の状態の影響と放射能集積の再現性の問題もある。そこで、骨SPECTとFDG-PETを対象に、SUVの定量性を検討している技師と臨床利用に取り組む医師から、その有用性および課題と対策について講演していただく。