[EL10] 分かりやすい閾値追跡法の臨床応用
従来の電気生理検査では神経の伝導速度、運動感覚電位の振幅、伝導ブロックの有無などに関する情報を得るものであった。約25年前にBostockらにより開発された閾値追跡法(Threshold Tracking)は、これらと全く異なり、非侵襲的にヒトで膜電位の変化やイオンチャンネル機能を非侵襲的に約15分で調べることのできる画期的な検査法である。その有用性にもかかわらず、いまだに普及が遅れている最大の原因は、その原理や実施法に関しての理解が十分に広まっていないためであると考えられる。
本講演では、その考えかた・臨床応用について「わかりやすく」説明をする。
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