50th Memorial Annual Meeting of Japanese Society of Clinical Neurophysiology (JSCN)

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ハンズオンセミナー

ハンズオンセミナー4 睡眠ポリグラフ検査(Polysomnography, PSG)ハンズオン 共催:日本臨床睡眠医学会/日本光電工業株式会社

Thu. Nov 26, 2020 4:00 PM - 6:00 PM ハンズオン会場① (5F 509)

コーディネーター:立花 直子(関西電力病院睡眠関連疾患センター/関西電力医学研究所睡眠医学研究部)

[HO4-1] 睡眠ポリグラフ検査(Polysomnography, PSG)ハンズオン

立花直子1,2, 小栗卓也3, 茶谷裕2,4,5 (1.関西電力病院 睡眠関連疾患センター, 2.関西電力医学研究所 睡眠医学研究部, 3.公立陶生病院 脳神経内科, 4.松本内科胃腸科, 5.広島大学病院精神科)

これまで2010年以来、10回にわたってPSG関連のハンズオンセミナーやワークショップを行ってきたが、睡眠ポリグラフ検査(polysomnography, PSG)のハンズオンセミナーを開催する側にとって、参加者の経験値、志向性、勤務施設での実際の検査状況に大きなばらつきがあるため、何を教えていくか毎回苦労するところである。これまで事前申し込みと事前アンケートにより、グループ分けを行い、それぞれのグループに合わせた内容をもりこむよう工夫してきたつもりであるが、今回、Covid-19の流行により、当日の状況が予測不可能なため、事前申し込みができないという前提でハンズオンを行うこととなった。その状況下であっても、何らかのTake Home Messageが伝わる集まりにしたいと考えており、以下のようなプランであることをご紹介したい。
1)可能な限り11月26日(木)午前に受付デスクにて登録して下さい。15名で締め切ります(午前に会場に着けなかった方も人数に空きがあれば参加可能ですので、会場をのぞいてみて下さい)
2)全員に対してPSGの目的、どういうときに行うべきか、基本的な睡眠ステージングの原理についての講義
ここからグループに分かれます。
3)A:実際のデータを用いてPSGの一晩の流れを追っていくグループ(業務や研究でPSGの解析をしている検査技師、医師向き)(立花)(当日の人数によってはRPSGT資格保持者1名が加わる予定です)
3)B:実際のデータを用いてPSGの初歩的な見方を知るグループ(PSGにほとんど触れたことがないが、何をやっているのか知りたい医師、検査技師向き)(小栗)(当日の人数によってはRPSGT資格保持者1名が加わる予定です)
3)C:全くPSGに触れたことのなかった医師(茶谷)が2017年にこのセミナーに初めて参加し、3年かけてRPSGT(registered polysomnographic technologist)資格を取得するためにどういう学習の仕方をしたか、また直接睡眠診療にかかわらない場合でも、脳に関係する分野の医師にとってPSGがわかる利点をQ&Aを交えつつ解説(医師向き)
なお、social distanceを確保する必要性があるため、参加可能人数は最大でも15人を予定しています。