50th Memorial Annual Meeting of Japanese Society of Clinical Neurophysiology (JSCN)

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一般演題ポスター

一般演題ポスター リハビリテーション

[P25-10] 足関節ロボットによる底屈及び背屈アシスト中の歩行時COP経時的変化

森井裕太1, 森拓也2, 久保峰鳴2,4, 桑原嵩幸2,3, 森公彦3, 野田智之5, 竹内翔1,2, 長谷公隆2,3 (1.関西医科大学くずは病院 リハビリテーション科, 2.関西医科大学 リハビリテーション医学講座, 3.関西医科大学附属病院 リハビリテーション科, 4.畿央大学大学院 健康科学研究科, 5.国際電気通信基礎技術研究所)

【目的】ロボットアシストを用いた歩行治療中,開始時に比べ時間経過により歩容が改善していくことを経験する。それらを科学的に検証するためcenter of pressure(COP)の変化を調査した。【方法】脳卒中右麻痺患者2名に対し,トレッドミル上で足関節ロボットによる底背屈アシスト歩行練習を実施した。COP測定器を使用し歩行開始直後から5分間のCOPを測定した。解析にはY軸方向の最小及び最大値,移動量の1分毎の値を使用し,平均値の差を一元配置分散分析,分散の違いをF検定で処理した。本研究はAMED課題番号JP20he2202005の支援を得て実施された。【結果】各項目に一定の有意差は認めず,時間経過に伴い各項目での標準偏差が減少し分散が有意に減少した。また2症例で分散減少までの時間に差を認めた。【結論】ロボットアシストにおいて適応時間に差が存在した。これらはロボット治療の時間決定や適応判断などを考察するための一助になる可能性が示唆された。