50th Memorial Annual Meeting of Japanese Society of Clinical Neurophysiology (JSCN)

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一般演題ポスター

一般演題ポスター BMI/BCI・情報処理・ME

[P29-5] AI(人工知能)を身近に感じる試み~針筋電図判読アプリ作成編~

戸田晋央, 北川一夫 (東京女子医科大学 脳神経内科)

【目的】AI(人工知能)の面白さや難しさを感じ、デジタルトランスフォーメーション時代に乗り遅れないことを目的とし、針筋電図の結果判読を行うスマホアプリを作成した。【方法】畳み込みニューラルネットワーク(CNN)モデルを作成し、強収縮時の針筋電図画像を学習させた。学習済みモデルをスマホに搭載し、カメラ画像を判読するアプリを作成した。【結果】制作は他の業務の合間に行ったので約1か月かかった。今回の費用はすべて無料だった。普段使用しているiphoneとmac book airを用い作成可能だったが、効率化の観点から、機械学習はGoogle Colaboratoryを用いた。アプリは約550MBで他のアプリと容量に大差なく、動作も軽快であった。学習させた画像を他の画像に変えるだけで、針筋電図以外の分野でも容易に応用が可能と考えられた。【結論】アプリを作成したことで、AIを身近に感じることができた。