[WS5-1] 正常と異常の狭間のグレイゾーン - 正常亜型脳波
てんかんの診断は、発作症候、病歴、家族歴、脳波所見、画像から総合的に行われる。特に発作症候と脳波所見が重要であるが、発作症候は動画記録がない限り本人の自覚症状や発作目撃者の証言に依存するため、それだけでは診断が困難な場合が多い。そこで脳波の所見が要になってくる。脳波を正しく判読するためには、知識と経験が必要であるが、知識と経験を踏んだつもりでも判読に迷うことがある。このワークショップでは、判読に迷った所見をお示しし、参加者の意見を聞きながら正常亜型と言われる波形を解釈していく。