The 39th Annual Meeting of Japanese Society of Oral Oncology

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[VS-06] Oral and Maxillofacial Reconstruction using Pedicled Latissimus Dorsi Myocutaneous Flap

〇Kazuki Hasegawa1 (1.Department of Oral and Maxillofacial Surgery, Shizuoka City Hospital)

【略歴】
1979年日本大学松戸歯学部卒業
1979年年東京医科歯科大学 第1口腔外科入局
1981年埼玉県立ガンセンター 口腔外科レジデント
1982年東京医科歯科大学第1口腔外科医員
1986年北里大学 形成外科 研究員(助手)
1987年東京医科歯科大学 第1口腔外科医員
1989年~2020年3月静岡市立静岡病院口腔外科 主任科長
1989年~2017年 東京医科歯科大学非常勤講師
2020年4月〜静岡市立静岡病院非常勤医師

<資格、他>
歯学博士(東京医科歯科大学)
日本口腔外科学会認定医(1987年)・専門医(2002年)
日本口腔外科学会指導医(1994年)
日本がん治療認定医機構 がん治療認定医 (2010年)
国際口腔顎顔面外科専門医(IBCSOMS) (2015年)

<学会関係>
日本口腔腫瘍学会評議員
日本顎顔面インプラント学会運営審議委員
Editorial Board member : Journal of the Korean Association of Oral and
Maxillofacial Surgeons(Korea) 
International Consultant : Acta Stomatologica Naissi (Serbia)
口腔顎顔面領域の軟組織再建には様々な皮弁が用いられている。遊離皮弁では前腕皮弁、腹直筋皮弁、広背筋皮弁、外側大腿皮弁、さらに有茎皮弁では大胸筋皮弁、広背筋皮弁、広頚筋皮弁など様々な皮弁が用いられているがそれぞれが様々な特徴を持っており施設によってもその適応はさまざまであると思われる。
当科では有茎皮弁は主として広背筋皮弁を用いている。本皮弁の利点としては良好な血流、ボリューム、皮弁の到達距離、さらにドナーの障害も殆ど無く、しかも創が目立たないことなどである。欠点としては腫瘍採取と皮弁採取を同時にできないこと、頸部郭清を未施行の症例では困難であることなどが挙げられる。
今回は解剖、皮弁の挙上法から頸部への誘導法、さらに再建法などを含めて実際の症例を供覧しながら解説する。