[III-TRP-19] 当院の小児循環器領域におけるデバイス業務の現状
キーワード:臨床工学技士, デバイス, チーム
【目的】
近年、植込み型ペースメーカーなどの各種デバイスの発達により、デバイス治療は不整脈治療の戦略の一つとして確立されている。また、小児循環器領域においても、デバイス治療の重要性は同様であり、これらの管理や操作は、臨床工学技士が実施することが多い。今回、我々は当院の小児循環器領域におけるデバイス業務の現状とその関わりについて述べる。
【業務内容と関わり】
当院の小児循環器領域におけるデバイス業務は、主に、デバイス外来業務、デバイスチェック業務、インプラント業務に分けることが出来る。デバイス外来業務は、毎月第4週の月曜日に実施しており、定期的に患者をフォローアップしている。また、デバイスチェック業務は、入院時のチェック、トラブル対応、手術中のデバイス設定変更等、様々であり、デバイスが最適に機能するように実施している。インプラント業務では、デバイスの選定から、リードの長さ等、小児心臓外科医師、小児循環器科医師とのディスカッションを元に決定している。術中は、物品の準備から、閾値や波高値、抵抗値等の測定を実施し、業務が円滑に行えるようサポートしている。術後は、1週間後にチェックを行い、最終的な設定を小児循環器科医師と相談し決定する。これらの業務を小児循環器科医師と循環器チームの臨床工学技士が、連携をとり実施している。
【考察】
小児循環器領域におけるデバイス業務は幅広く、不整イベントの解析や細部の設定の調整等、専門性が必要となるため、個人のレベルアップが必要不可欠である。学会活動や勉強会の開催により技術の習得はもちろんチーム内での情報共有を積極的に行い技術向上に努めたい。また、新人教育システムを含め、スタッフのレベルアップを図る事はもちろん、医師とのコミュニケーションを更に深め連携していく必要がある。
【結語】
小児循環器領域において、更に臨床工学技士の活躍の場を増やしていきたい。
近年、植込み型ペースメーカーなどの各種デバイスの発達により、デバイス治療は不整脈治療の戦略の一つとして確立されている。また、小児循環器領域においても、デバイス治療の重要性は同様であり、これらの管理や操作は、臨床工学技士が実施することが多い。今回、我々は当院の小児循環器領域におけるデバイス業務の現状とその関わりについて述べる。
【業務内容と関わり】
当院の小児循環器領域におけるデバイス業務は、主に、デバイス外来業務、デバイスチェック業務、インプラント業務に分けることが出来る。デバイス外来業務は、毎月第4週の月曜日に実施しており、定期的に患者をフォローアップしている。また、デバイスチェック業務は、入院時のチェック、トラブル対応、手術中のデバイス設定変更等、様々であり、デバイスが最適に機能するように実施している。インプラント業務では、デバイスの選定から、リードの長さ等、小児心臓外科医師、小児循環器科医師とのディスカッションを元に決定している。術中は、物品の準備から、閾値や波高値、抵抗値等の測定を実施し、業務が円滑に行えるようサポートしている。術後は、1週間後にチェックを行い、最終的な設定を小児循環器科医師と相談し決定する。これらの業務を小児循環器科医師と循環器チームの臨床工学技士が、連携をとり実施している。
【考察】
小児循環器領域におけるデバイス業務は幅広く、不整イベントの解析や細部の設定の調整等、専門性が必要となるため、個人のレベルアップが必要不可欠である。学会活動や勉強会の開催により技術の習得はもちろんチーム内での情報共有を積極的に行い技術向上に努めたい。また、新人教育システムを含め、スタッフのレベルアップを図る事はもちろん、医師とのコミュニケーションを更に深め連携していく必要がある。
【結語】
小児循環器領域において、更に臨床工学技士の活躍の場を増やしていきたい。