The 52st Annual Meeting of Japanese Society of Pediatric Cardiology and Cardiac Surgery

Presentation information

一般口演

周産期・心疾患合併妊婦

一般口演1-23(I-OR123)
周産期・心疾患合併妊婦

Wed. Jul 6, 2016 2:35 PM - 3:35 PM 第E会場 (シンシア ノース)

座長:
城戸 佐知子(兵庫県立こども病院 循環器内科)
高橋 実穂(筑波大学医学医療系 小児科)

I-OR123-01~I-OR123-06

2:35 PM - 3:35 PM

[I-OR123-04] 極低出生体重児(VLBWI)における動脈管治療時のインダシンの腎障害に影響する因子の検討

横山 岳彦, 岩佐 充二 (名古屋第二赤十字病院)

Keywords:極低出生体重児、動脈管、インダシン

【背景】未熟児動脈管の内科治療にインダシンが投与されている。その合併症として腎障害が知られている。インダシンの腎障害によりインダシンの追加投与ができず、外科治療に踏みきらざるおえないこともしばしば経験される。今回、インダシンの腎障害に影響を与える因子について後方視的に検討したので報告する。【対象】2010年5月から2013年12月までに当院NICUに入院した極低出生体重児のうちインダシンを投与し、心機能とクレアチニン値(CRE)を評価できた26例。在胎週数31週6日から23週0日、中央値27週4日。出生体重1382~490g、中央値1036g。入院時と日齢1、およびインダシン投与後最高のクレアチニン値(CRE)を記録し、ドップラー法により左心拍出量を生後12時間、24時間、48時間、96時間と測定した。【結果】インダシン投与後の最高CREは在胎週数28週未満(1.6±0.5mg/dl)と28週以上(1.2±0.4mg/dl)の二群間で有意な差を認めた。(p<0.05)。また、インダシン投与後の最高CREは生後12時間の心拍出量190ml/kg/min以上の群(1.7±0.6mg/dl)と未満の群(1.3±0.3mg/dl)で有意な差を認めた。生後24時間、48時間、96時間の心拍出量や、インダシンの総投与量および出生体重と最高CREとの間に有意な関係は認められなかった。【結語】インダシンによる腎障害は在胎週数が小さい場合と生後12時間の左心拍出量が少なめの場合におこしやすいのではないかと考えられた。インダシンを使用する場合、在胎週数が28週未満や生後12時間での左心拍出量が少ないときは合併症の発生に注意すべきと考えられた。