[I-S03-01] ターナー症候群に併発した複数の辺縁欠損を伴う二次孔心房中隔欠損症に経皮的閉鎖術を施行した13歳女児の一例
症例は13歳女児。二次孔心房中隔欠損症のため経皮的閉鎖術が可能かのコンサルテーションを含めて紹介受診。既往歴にターナー症候群があり、成長ホルモンによる治療中。その他特記すべき異常なし。閉鎖適応は右心系の容量負荷。経食道心エコー図にて欠損孔は体格に比して大きく複数のリム欠損を有していた。デバイス閉鎖治療の利点欠点を説明し、治療困難の際には外科的修復術が望ましい場合もある旨を了解して頂き経皮的閉鎖術を施行する運びとなった。ライブ映像にてTEE計測、バルーンサイジングを提示し、デバイス種類の選択、サイズ選択、治療について議論を行いたい。