第55回日本小児循環器学会総会・学術集会

講演情報

パネルディスカッション

パネルディスカッション2(I-PD02)
この症例をどうするか?:カテーテル治療

2019年6月27日(木) 10:20 〜 11:50 第1会場 (特別会議場)

座長:小林 俊樹(埼玉医科大学国際医療センター 小児心臓科)
座長:上田 秀明(神奈川県立小児医療センター 循環器内科)

[I-PD02-02] この症例をどうするか カテーテル治療-大は小をかねる?-

西川 浩1, 大橋 直樹1, 吉田 修一朗1, 加藤 温子1, 森本 美仁1, 吉井 公浩1, 佐藤 純1, 武田 紹1, 櫻井 一2, 櫻井 寛久2 (1.中京病院中京こどもハートセンター 小児循環器科, 2.中京病院中京こどもハートセンター 心臓血管外科)

キーワード:左心低形成症候群, 左室依存性冠循環, 心房間交通

胎児紹介症例。在胎35週4日 左心低形成症候群(HLHS)(僧帽弁狭窄(MS)、大動脈弁閉鎖(AA))、心房間狭小、軽度心嚢水貯留。TCD30.1mm CTAR0.40。38週での計画分娩とした。しかし、37週2日 variability低下のため緊急帝王切開で出生。体重1862g。Ap 8/9。SpO2 91%で出生。出生後、経胸壁心エコー診断はHLHS(MS.AA)、冠循環はLeft Ventricular – Coronary Connection(LVCC)、心房間狭小。
低出生体重児、LVCC合併HLHS(MS,AA)の心房間交通を含めた治療方針につき検討したい。