海外留学報告会（I-SA）

[I-SA-03] AHA短期留学報告(Boston小児病院)

^○仲岡 英幸 (富山大学 小児科学教室)

Keywords:AHA短期留学, Boston Children's Hospital, 留学報告

国立循環器病研究センターで国内研修をさせていただき、様々な症例の診断や治療に携わるようになり、海外で行われている治療を文献などから垣間見ることは出来ますが、実際にその現場で行われている診断過程や治療を経験してみたいと強く思うようになり、この度American Heart Association(AHA)理事長のSarah de Ferranti先生の所属しているBoston Children’s Hospitalで研修をさせて頂くことになりました。留学先のBoston Children’s Hospitalは年間手術件数約1300件、心臓カテーテル検査数約1500件、アブレーション件数約700件、心臓移植なども行っており、小児循環器医の常勤スタッフだけで約80人が在籍するアメリカの中で最も大きな病院です。またアメリカで川崎病研究/治療を牽引しておられるJane Newburger先生の施設でもあります。研修内容は、心臓カテーテル治療、心臓MRI検査、病棟での診療に加えて、川崎病チームのリサーチにも参加する機会を頂きました。発表当日は実際の研修内容について発表させていただきたいと思います。このような非常に貴重な経験をさせて頂き、小児循環器学会、AHA、国立循環器病研究センターの先生方に感謝いたします。