[III-PD08-02] Fallot四徴症術後の左脚ブロック、下方軸心室性期外収縮の一例
Keywords:不整脈, 心室頻拍, ファロー四徴症
14歳男児。出生後チアノーゼを認め、前医で極型Fallot四徴症と診断された。日齢22に右modified BT shunt術を施行し、1歳3ヵ月時にRastelli手術が行われた。14歳時から左脚ブロック、下方軸の非持続性心室頻拍、心室性期外収縮を認め、Holter心電図では1日の総心拍の30%が心室性不整脈であった。メキシレチン、ビソプロロールは無効であり、安静時は心室性不整脈が出ていても症状はないが、運動時に動悸や立ちくらみを感じるようになり、カテーテルアブレーション目的に紹介された。
Fallot四徴症術後の心室性不整脈の心電図をカテーテルアブレーションの所見と合わせて検討する。
Fallot四徴症術後の心室性不整脈の心電図をカテーテルアブレーションの所見と合わせて検討する。