○智内 威雄(左手のピアニスト)
セッション情報
特別講演
特別講演(II-SL01)
左手のピアニスト智内威雄講演会 ~心に響く命の音~
2022年7月22日(金) 14:10 〜 15:30 第6会場 (小ホール)
座長:土井 庄三郎(国立病院機構 災害医療センター)
♪演奏プログラム(予定)♪
・シューベルト「アヴェマリア」
・カタルーニャ地方の民謡「鳥の歌」
・J.S.バッハ(左手のアーカイブプロジェクト監修)「小前奏曲より3曲」
・スクリャービン「前奏曲と夜想曲」
・サン=サーンス「エレジー」
・左手のアーカイブプロジェクト監修入門楽譜より「日本の古謡」など
・J.S.バッハ(ブラームス編)「シャコンヌ」
※途中休憩(10分間)あり
※演奏と講演をまじえた特別講演です。
【プロフィール】
ちないたけお。埼玉県生まれ。東京音楽大学、ハノーファー音楽大学を卒業。留学中にグリーグ国際コンクール、マルサラ国際コンクールに入賞受賞するが、右手に局所性ジストニアが発症する。2003年から左手のピアノ音楽の復刻普及を目指し「左手のピアニスト」として本格的な活動を開始する。芸術振興事業とともに教育福祉事業を手がけ、音楽活動が高く評価されている。
2007年に関西テレビ、2013年にNHKがドキュメンタリー番組(月間Galaxy賞受賞)を制作・放送される。2016年に神戸アートアワード大賞受賞、2017年にJasrac音楽文化賞を受賞する。2018年に世界初となる左手のピアノ国際コンクールを主催。2019年にNHKが制作した同コンクールのドキュメンタリー番組が総務大臣賞にノミネートされるなど普及活動と共に演奏分野としての評価も高まっている。2020年にNHKがインタビューによるドキュメンタリー番組「こころの時代」を制作・放送。2020年に埼玉県蕨市けやき文化賞受賞。2022年に第5回たかじんアワード受賞。
現在は東京音楽大学にて後進の指導にあたる。一般社団法人ワンハンドピアノミュージック代表理事、「左手のアーカイブ」プロジェクト代表を務める。社会活動として大阪府箕面市の特命大使、埼玉県蕨市のPR大使を務める。著書には『ピアノ、その左手の響き:歴史をつなぐピアニストの挑戦(太郎次郎社)』がある。