[I-SY01-02] 循環器病総合支援センターについて:小児期・若年期から配慮が必要な 循環器病への対策
Keywords:先天性心疾患, 循環器病, 総合支援センター
循環器領域においては、小児期から成人期に向けて小児循環器学会および成人先天性心疾患学会がこれまで移行医療という観点から先天性心疾患の患者さんの切れ目のない診療について多く考察されてきた。2018年、循環器病対策基本法が成立し、循環器病対策推進基本計画の中の重要な要件の一つとして、「小児期・若年期から配慮が必要な 循環器病への対策」が保健、医療および福祉に関わるサービスの提供体制の充実の目標として挙げられている。この中で、循環器病総合支援センターという新たな仕組みづくりの案も出てきた。これらの背景と今後の循環器病対策について検討してゆきたい。