[III-CSY5-7] 先天性心疾患を取り巻く環境
Keywords:循環器病対策推進基本計画, 先天性心疾患, 域医療構想
厚生労働省では、2018年に成立した循環器病対策基本法に基づく循環器病対策推進基本計画を策定し、必要な施策を進めているが、その中では、先天性疾患、遺伝性疾患なども含まれている。
今後の医療提供体制を考える上では、一般に、高度急性期機能のような、医療資源を多く必要とする専門的な医療は広域的に拠点となる基幹病院への集約化が必要となる。先天性心疾患はさまざまな症候群に含まれることも多く、小児心臓外科医・小児循環器科以外にも様々な診療科との協働、栄養・発達の評価など集学的アプローチが必要となる。2040年に向けた新たな地域医療構想の議論も始まる中で、今後、どのような医療体制を目指していく必要があるのか考えてみたい。
今後の医療提供体制を考える上では、一般に、高度急性期機能のような、医療資源を多く必要とする専門的な医療は広域的に拠点となる基幹病院への集約化が必要となる。先天性心疾患はさまざまな症候群に含まれることも多く、小児心臓外科医・小児循環器科以外にも様々な診療科との協働、栄養・発達の評価など集学的アプローチが必要となる。2040年に向けた新たな地域医療構想の議論も始まる中で、今後、どのような医療体制を目指していく必要があるのか考えてみたい。