The 71st Conference of the Japan Society of Physical Education, Health and Sports Sciences

Presentation information

General Symposium

Toward the development of Evidence Based Sport Policy based on physical education, sports and health science

Tue. Sep 7, 2021 10:30 AM - 12:30 PM Room 1 (Zoom)

Chair: Yasuko Kudo (Daito Bunka University), Hiroshi Mizukami (Nihon University)

11:30 AM - 12:00 PM

[本部企画-S1-3] Activities and Recommendations in the field of Health and Sport Science at the Science Council of Japan

*Junko Tahara1 (1. Kokushikan University)

<演者略歴>
第20-24期(2006-2020年)日本学術会議連携会員として「健康・スポーツ科学分科会」に所属した。その間、同分科会の活動以外に、第21期では「日本の展望委員会 世界とアジアのなかの日本分科会」、第24期には「科学的エビデンスに基づく『スポーツの価値』の普及の在り方に関する委員会」の委員を務めた。
 日本学術会議は、「行政、産業及び国民生活に科学を反映、浸透させることを目的」として、政府から独立して職務を行う機関として、1949年に設立された。その職務は、「科学に関する重要事項を審議し、その実現を図ること」及び「科学に関する研究の連絡を図り、その能率を向上させること」であり、その役割は「政府に対する政策提言」「国際的な活動」「科学者間ネットワークの構築」「科学の役割についての世論啓発」の4点が掲げられている。
 本発表では、日本学術会議における健康・スポーツ科学分野の提言の作成や関連する活動に携わった経験から、科学的エビデンスに基づく提言についての考え方、審議の過程、採択までの審査手続き、提言発出後の影響調査(インパクトレポート)等について紹介し、本シンポジウムの目的に資するような議論の材料を提供したい。