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[学校保健体育-A-07] 大学体育におけるアクティブラーニングの工夫と実践
剣道形の授業実践に着目して
本研究発表では、体育実技系の授業として開講している「剣道形」の授業におけるアクティブラーニングの工夫と実践について発表する。「剣道形」の授業は、木刀を使用し、二人一組で「打太刀」「仕太刀」という役割に分かれて各々の決められた動作を型として演武する中で、相手との関係性や呼吸や気の合わせ方、刀の太刀筋や技の原理、足捌きや体裁きを学ぶものである。従来、「剣道形」の授業は、教員から受講生への一方通行的な一斉教授型の授業が主流であるが、本授業では教員から受講生への教授に加え、受講生間の双方向の学習を促すために、演武の動画撮影やユニバーサルデザイン化した教材の使用、受講生間の協働学習や創作した「形」の発表など従来にはない「剣道形」の授業を展開した。本研究発表では、授業内で実践した工夫や内容に加え、受講生の得た学びについて言及すると同時に剣道形における斬新な授業デザインを発表する。