10:30 〜 11:10
[本部企画-S2-1] スポーツ科学研究における学際性の確立に向けて
<演者略歴>
筑波大学大学院博士課程単位取得満期退学。博士(体育科学)。早稲田大学助教を経て現職。専門はスポーツ哲学、スポーツ倫理学、生命倫理学。
筑波大学大学院博士課程単位取得満期退学。博士(体育科学)。早稲田大学助教を経て現職。専門はスポーツ哲学、スポーツ倫理学、生命倫理学。
体育、スポーツ、健康科学分野における「若手研究者の社会的使命」というテーマのもと、キャリアパス・リサーチパス、研究者の社会的使命という三つのトピックについて話題提供を行う。
キャリアパスでは、現在振り返ってみて大学院時代に養うべき力について、学際性という視点から読み解いていく。とくに、スポーツ科学領域における研究方法の確立についての困難性と必要性について指摘する。
また、リサーチパスにおいては、研究活動内容について学際性という視点から事例を紹介する。現在進めている、遺伝子ドーピングに関する研究プロジェクトにおいては、生命医科学領域・スポーツ科学領域・哲学領域という領域横断的な関係性を構築して進めていることから、なぜ学際性が求められるのかという点について、社会状況に照らし合わせて説明する。
最後に、(若手)研究者の使命の一つとして、自由な個の確立について提案したい。この点は、目的合理性に陥りがちな現代社会であるからこそリベラルアーツがより重要になることや、組織内における多様性という点にもつながるものである。
キャリアパスでは、現在振り返ってみて大学院時代に養うべき力について、学際性という視点から読み解いていく。とくに、スポーツ科学領域における研究方法の確立についての困難性と必要性について指摘する。
また、リサーチパスにおいては、研究活動内容について学際性という視点から事例を紹介する。現在進めている、遺伝子ドーピングに関する研究プロジェクトにおいては、生命医科学領域・スポーツ科学領域・哲学領域という領域横断的な関係性を構築して進めていることから、なぜ学際性が求められるのかという点について、社会状況に照らし合わせて説明する。
最後に、(若手)研究者の使命の一つとして、自由な個の確立について提案したい。この点は、目的合理性に陥りがちな現代社会であるからこそリベラルアーツがより重要になることや、組織内における多様性という点にもつながるものである。