The 71st Conference of the Japan Society of Physical Education, Health and Sports Sciences

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生涯スポーツ研究部会 » 【課題A】共生社会の実現に向けた生涯スポーツ政策と協働システムをいかに構築するか

Can Inclusive Society and Lifelong Sports Coexist? Sports paradigm change as the key for coexistence

Tue. Sep 7, 2021 3:15 PM - 5:15 PM Room 7 (Zoom)

Chair: Kyosuke Uchida (Tokai University)

3:55 PM - 4:35 PM

[生涯スポーツ-SA-2] Role of sports club for inclusive society

*Sampei Ohama1 (1. Non-Profit Organization Smile Club)

<演者略歴>
筑波大学大学院修士(スポーツ学)、NPO法人スマイルクラブ理事、バレーボール国際公認コーチ。
スマイルクラブはもともと体育教師であった理事長大浜あつ子が、自閉症児の母親から「学校の体育授業についていけないので、自分の子どもを見てくれませんか?」との依頼から2000年にNPO(兼 文科省の総合型地域スポーツクラブ)としてスタートし、主に発達障がい者(児含む)を対象に運動やスポーツによる社会的自立を目的として運動教室「運動が苦手な子の教室(以下 「苦手教室」)」(学校体育館等で実施)をおこなってきた。またバレーボールを大学まで実践してきたこともあり、一般のバレーボール種目を中心としたスポーツ教室もスタートし、元オリンピック選手もコーチとして教室指導に携わっていただいている。現在は、バレーボールのほかに、バスケットボールやバドミントン種目も追加し、教室も開催している。
2016年から新たに放課後等デイサービス事業(障がい者の個別運動指導に特化した事業)もスタートし、現在約400人(苦手教室約200人、放課後等デイサービス事業約200人 計400人)の障がい者が在籍し、毎日スポーツや運動を楽しんでいる。
このような、障がいのあるなしに関わらず、多様なスポーツを楽しめる環境づくりを進めるには何が必要となるのかを議論していきたい。