15:30 〜 16:00
[競技スポーツ-SC-1] レジスタンストレーニング研究における近年の潮流
<演者略歴>
2002年University of Oregonを修了後、University at Buffalo にてアスレティックトレーナーとして勤務。2005年8月に帰国後、広島大学大学院博士課程後期にて博士(保健学)を取得。2008年より現在まで了徳寺大学健康科学部整復医療・トレーナー学科で教鞭をとっている。
2002年University of Oregonを修了後、University at Buffalo にてアスレティックトレーナーとして勤務。2005年8月に帰国後、広島大学大学院博士課程後期にて博士(保健学)を取得。2008年より現在まで了徳寺大学健康科学部整復医療・トレーナー学科で教鞭をとっている。
レジスタンストレーニングはすでに数多くのアスリートに対して取り組まれており、その有効性が数多くのnarrative evidenceやresearch evidenceにより示されていることは周知の事実である。レジスタンストレーニングは、負荷、トレーニング量と頻度、エクササイズ選択や順序、動作速度、セット間休息時間などの急性変数を操作することでプログラミングされ、実施の結果として生じる神経系および筋やその他の組織の適応はトレーニングプログラムに対して特異的であることが知られている。そのため、望むトレーニング効果を得るためにプログラムを最適化するための方策は、ハイパフォーマンスアスリートを含む多くの競技アスリート、指導者、ストレングスコーチおよび研究者にとって、常に興味関心の高いトピックである。そこで、テーマ別シンポジウムでは、近年示されてきた短期および長期のレジスタンストレーニングプログラムの最適化に関するリサーチを概観し、ハイパフォーマンスアスリートにおけるレジスタンストレーニングプログラミングの方策について考える。