日本体育・スポーツ・健康学会第71回大会

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競技スポーツ研究部会 » 【課題C】ハイパフォーマンススポーツ (トップレベルの競技スポーツ)におけるトレーニングをいかに効果的に行うか

競技スポーツ研究部会【課題C】テーマ別シンポジウム/ハイパフォーマンススポーツ(トップレベルの競技スポーツ)におけるフィジカルトレーニングの新たな潮流

2021年9月8日(水) 15:30 〜 17:30 会場4 (Zoom)

コーディネーター:熊野 陽人(関西福祉大学)、吉岡 伸輔(東京大学)

17:00 〜 17:30

[競技スポーツ-SC-4] ハイパフォーマンスアスリートの身体負荷モニタリング

*小山 孟志1 (1. 東海大学)

<演者略歴>
2006年東海大学大学院体育学研究科修士課程修了/2011〜2013年(公財)日本バスケットボール協会男子専任ストレングス&コンディショニングコーチ/2014年〜現職/2021年早稲田大学大学院スポーツ科学研究科博士課程修了。
アスリートのコンディショニングを実施する際には、身体内外の負荷を定量化して現在のフィジカルコンディションを評価・分析することが必要不可欠であることは言うまでもない。近年、チームスポーツのトレーニングや試合における身体負荷をモニタリングし、選手のコンディショニングを最適化しようとする試みがスポーツ現場での主要なトピックスになっており、スポーツ科学分野においても論文数が急増している。身体負荷のモニタリングの方法は、外的負荷と内的負荷の二つに分類される。外的負荷とは、トレーニングや試合中に選手が行った活動の客観的な指標であり、 Global Positioning System(GPS)や慣性センサ等を用いて計測される。内的負荷とは外的負荷に対する生理学的・心理学的な生体応答と定義され、各種生化学マーカーや主観的評価を用いて計測される。本シンポジウムではバスケットボール競技を対象とした身体負荷に関する研究や競技現場への応用事例を紹介し、現在の課題と今後の発展性について言及したい。