16:30 〜 17:00
[健康福祉-SC-3] 新生活様式におけるアダプテッド・スポーツの実践例
<演者略歴>
首都大学東京大学院保健科学研究科修了(博士号(保健科学)。了徳寺大学健康科学部理学療法学科助手・助教、
早稲田大学スポーツ科学学術院講師を経て現職。大学教員と兼ねて一般社団法人こみゅスポ研究所、一般社団法人こみゅと小平(地域総合型スポーツクラブ)の代表および株式会社CMU Holdingsの代表取締役を務める。
首都大学東京大学院保健科学研究科修了(博士号(保健科学)。了徳寺大学健康科学部理学療法学科助手・助教、
早稲田大学スポーツ科学学術院講師を経て現職。大学教員と兼ねて一般社団法人こみゅスポ研究所、一般社団法人こみゅと小平(地域総合型スポーツクラブ)の代表および株式会社CMU Holdingsの代表取締役を務める。
COVID-19感染拡大下である2020年度に一般大学生の身体活動量を計測した結果、1日の平均歩数(3449.9歩)は感染拡大前の平均歩数(7483.8歩)より46.1 %減少し、身体活動量が大幅に低下をしていた。COVID-19 感染防止対策の長期化が見込まれる中、オンライン中心の生活様式においては、運動不足によりさらなる二次的な健康被害が懸念されている。特に、疾患・障害を有する障害者においては感染リスクも高いため、学校での部活動に加え地域でのスポーツイベント等の活動は制限されている。また、在宅においては、支援者が運動指導を行う上でも適した運動方法が分からない等、当事者の心身機能の低下による介護負担の増大など支援者側も悩みを抱えていることも多い。こうしたCOVID-19感染拡大期間中の身体活動についての先行研究は、健常者を対象にしたものは散見されるようになってきたが、障害者の身体活動の現状や課題は明らかになっていない。本シンポジウムでは、COVID-19感染予防対策下での身体活動の取り組みについて実践例を紹介すると共に、今後の方策について議論を深めたい。